日本料理 / うどんとは?麺の特徴と温かい・冷たい食べ方

うどんは主に小麦粉、水、塩で作った麺を温かいだしに入れたり、冷やしてつゆにつけたりして食べる日本の麺料理です。太くてやわらかい麺という印象がありますが、太さや弾力は地域や店によって異なります。注文するときは温かい麺か冷たい麺か、だしや具に何が入っているかを確認しましょう。

うどんの材料と食感は?

うどんの麺は一般に小麦粉に水と塩を加えて練り、伸ばして切ります。小麦粉の生地を練ると形成されるグルテンが弾力に関わります。麺は白く太めのものが多いものの、形や食感は一様ではありません。地域や製法によって幅広くやわらかい麺から、角があり弾力のある麺まであります。

香川県の讃岐うどんは、弾力とのどごしのある麺で知られます。農林水産省の讃岐うどん紹介では、太くこしがあり断面が四角い麺として説明されています。必ず硬くて噛みにくいという意味ではなく、茹で時間や提供温度によっても食感は変わります。

丼から箸で持ち上げた太いうどんの麺

温かいうどんと冷たいうどんの違いは?

温かいうどんは、茹でた麺を熱いだしに入れて出すことが多くあります。かけうどんは味付けしただしに麺を入れる基本的な形で、ねぎや天ぷらなどを添える場合もあります。釜揚げうどんは茹でた麺を湯とともに出し、別のつゆにつけて食べます。

冷たいうどんは、茹でた麺を冷やして水を切り、冷たいつけつゆとともに出すほか、冷たいだしやつゆを麺にかける場合もあります。冷たい麺は温かい麺と食感が異なって感じられます。日本政府観光局の讃岐うどん案内でも、温かいだしや冷たい麺とつけつゆなど、さまざまな食べ方を紹介しています。

温かいかけうどんと、別添えのつゆがある冷たいうどん

だしと具には何が入る?

うどんのだしは昆布、かつお節(燻製・乾燥したカツオを削ったもの)、煮干しなどで取り、醤油やほかの調味料を加えることが多い料理です。材料や色、塩味は地域や店で異なり、澄んだつゆでも植物性とは限りません。讃岐では小さな煮干しのだしも使われます。

  • ねぎとかまぼこ:ねぎは香りを添え、かまぼこは魚の加工品です。魚アレルギーがある場合は確認しましょう。
  • 天ぷら:えびや野菜の天ぷらを麺にのせたり、別に添えたりします。衣や油、共用器具に注意が必要な場合は材料を尋ねます。
  • 油揚げ:甘辛く煮た油揚げをのせるきつねうどんがあります。油揚げや煮汁には大豆や小麦が含まれる場合があります。
  • 卵や肉:種類や火の通し方はメニューによって異なります。必要に応じて調理状態や追加料金を確認します。

注文前に何を確認するとよい?

  1. 温度と食べ方:温かいだしに入った麺か、冷たい麺をつゆにつけるか、つゆをかけるかを確認します。同じ名前でも店によって提供方法が違う場合があります。
  2. 具と量:天ぷらや卵が標準で付くか別注文かを確認し、麺の量を選べる場合は食べられる量を選びます。
  3. 材料とアレルギー:麺には小麦が含まれ、だしやつゆには魚、大豆、小麦などが入る場合があります。必要に応じてえびの天ぷらや共用器具による交差接触についても尋ねましょう。
  4. セルフサービスの手順:麺と温度を選び、並んだ天ぷらを取って会計する店もあります。順番や支払い方法は店ごとに異なるため、案内や店員に確認します。

うどんはどう食べる?

温かいだしのうどんは、まず温度を確かめ、麺と具を少しずつ食べます。天ぷらの食感を保ちたい場合は別に食べるか、だしに短く浸してもよいでしょう。冷たい麺とつけつゆが別に出た場合は、麺を少し取ってつゆにつけます。ねぎや生姜があれば好みに応じて少しずつ加えます。

つけつゆは汁物のようにすべて飲むことを前提としていない場合もあるため、味を見て使う量を調整してください。麺をすすって食べる人もいますが、必ずそうする必要はありません。熱いだしも無理に飲み干さなくて構いません。

菜食や特定の食材を避ける場合は?

麺に肉が使われていなくても、だしやつけつゆにはかつお節や煮干しなどの魚が入ることがあります。菜食が必要な場合は麺だけでなく、だし、醤油だれ、具、共用器具も店に確認しましょう。野菜の天ぷらもえびなどと同じ油で揚げる場合があります。

小麦アレルギーがある人やグルテンを避ける必要がある人には、一般的なうどん麺は適していません。代替麺や別調理の有無を確認し、食物アレルギーがある場合は対象食材と必要な注意を注文前に具体的に伝えてください。