日本料理 / しゃぶしゃぶとは?具材とたれ、安全な食べ方

しゃぶしゃぶは薄切りの肉や野菜を温かいだしで加熱し、たれにつけて食べる日本の鍋料理です。ポン酢やごまだれが代表的で、牛肉のほか豚肉なども使います。肉は種類に応じて十分に加熱し、生肉用と食事用の器具を分けましょう。

しゃぶしゃぶとは?

食卓の鍋でだしを温め、薄切り肉を加熱して各自のたれにつけて食べます。白菜、きのこ、豆腐なども加えられ、だしや具材は店や家庭で異なります。名前は肉を湯の中で動かす様子から来たとされています。

農林水産省のしゃぶしゃぶとすき焼きの案内は、薄い肉をだしで調理しポン酢やごまだれを添える方法を紹介しています。肉の種類とたれの材料は注文前に確認しましょう。

どんな具材とだしを使う?

  • 肉:薄切りの牛肉や豚肉が一般的です。部位、脂の量、提供される種類はメニューによって異なります。
  • 野菜ときのこ:白菜、ねぎ、春菊、しいたけ、えのきなどを好みに合わせて入れます。
  • 豆腐と麺:豆腐やきのこを加え、最後にうどんやご飯を食べる場合もあります。料金やセットに含まれるかを確認します。
  • だし:水や昆布の澄んだだしを使えますが、だしと調味料は店によって異なります。

だしにかつお節や肉の成分が入ることもあります。菜食や食事制限がある場合は野菜だけでなく、だしの材料も確認しましょう。

薄切り牛肉と白菜、きのこ、ねぎ、豆腐、昆布

ポン酢とごまだれの違いは?

ポン酢は柑橘類の酸味を持つたれで、しょうゆを合わせた製品も多くあります。肉や野菜にさっぱりした味を添えますが、塩味と酸味は製品ごとに異なります。ごまだれはすったごまなどを使い、香ばしく濃厚なものが一般的です。

ポン酢には大豆や小麦、ごまだれにはごま、大豆、小麦などが含まれる場合があります。アレルギーがあれば具体的なたれの材料や容器の共用を確認しましょう。

加熱した肉と野菜に添えたポン酢とごまだれ

すき焼きとの違いは?

しゃぶしゃぶは一般に澄んだだしで具材を加熱して各自のたれにつけます。すき焼きは肉や野菜を甘辛いしょうゆ味で調理することが多い料理です。どちらもだしや調理順序が一つに決まっているわけではありません。すき焼きの材料と調理方法も参考になります。

店でどう注文して食べる?

  1. 肉と分量を確認する。牛肉か豚肉、セット内容、追加料金や時間制限を尋ねます。
  2. だしとたれを選ぶ。だしやポン酢、ごまだれの成分を確認し、食事制限を伝えます。
  3. 生肉を安全に扱う。生肉用の箸やトングと食事用の器具を分け、生肉の汁を加熱済み食品につけないようにします。
  4. 肉と野菜を十分に加熱する。肉の種類と厚さに応じて中心まで加熱し、短く動かしただけで火が通ったと判断しません。
  5. 締めを確認する。うどんやご飯が含まれるか、追加料金やアレルゲンがあるか尋ねます。

家庭で作るときの注意点は?

野菜ときのこを洗って切り、薄切り肉、豆腐、好みのたれを用意します。水や昆布だしを温め、火の通りにくい具材から入れます。肉を一度に入れすぎるとだしの温度が下がるため、少しずつ加え、十分に火が通ったら清潔な器具で取り分けます。

農林水産省の肉の加熱案内は、生食用でない肉を中心まで十分に加熱するよう勧めています。豚肉や鶏肉は特に生焼けで食べず、種類と厚さ、地域の指針に従って調理します。生肉に触れた器具は洗い、食事用と分けてください。